2010.07.31 土曜日 17:14

ベークライトの小さな暗箱

 こんにちは。

東京八重洲店から発信いたします。

今回のカメラは
「START35」
IMG_0247.JPG

ざっくり半世紀ほど前のベークライト製の小さなカメラです。
ベークライトとは20世紀初めに発明された樹脂素材(一種のプラスチックです)
当時はボタンの素材としてよく使われていたそうです。


さまざまなマイナーバージョン?のあるSTART35ですが
このタイプは一光社製の「START35 Junior S」と思われます。

ボルタ判というブローニータイプのパーフォレーション(穴)のない
35mm幅のフィルムを使います。
IMG_0225.JPG

今は販売されていませんので普通の35mmフィルムを
詰め替えて使いました。ちょっとハードルが高いですね。
今回は自宅暗室で装填、撮影後パトローネに戻す作業をしています。

おそらく1/30秒程度の単速とバルブのみのシャッター、
絞りは2段階のレバー切り替えです。
IMG_0222.JPGIMG_0221.JPG
(これが絞り調整レバー、次の画像がレリーズボタン)

IMG_0219.JPG

巻上げは自動ではとまりません。
背面の窓を開けてフィルムのリーダーペーパーの
数字を確認しながら送ります。
通常「赤窓式」といいますがこのカメラは「緑窓」でした。

000008.jpg000011.jpg
000013.jpg000007.jpg
周辺光量低下が顕著ですね。
ピントもなかなか…???


真ん中にピントが来ていない!!!

!?

IMG_0227.JPG

装填のときに気がつけばよかったのですが…

フィルム圧版を兼ねた「枠」が欠損していました

おかげで味のある写真も撮れましたが…
000006.jpg




*本来はスクエアにちかいフォーマットですが
 スキャニングの関係で比率が変わっています。
 パーフォレーション部分にも写っています。


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